毒棘は背鰭全てキッチンバサミで切り落とし、エラの部分片面3箇所にも棘がありますので魚の目のしたに筋状の船があるので目の下に一箇所、エラブタに2箇所目視できる棘があります。胸鰭の付け根に1箇所棘が目視でわかるので左右2箇所を鋏で切り落として最後に腹鰭の付け根に2本棘があるのでこれも切り落とします。切り落としてもオニカサゴは生きているので船のバケツに入れてしっかりと鮮度を保たせました。
私の結果としては11匹を釣り上げる事ができました。サイズは最大40cmで25cmから35cm前後のオニカサゴを釣り上げました。他、外道でサバが4匹程釣れましたが、これも良い土産と成りました。オニカサゴは成長が遅く40cmに到達するまで10年係ると言われております。私は今回25cm以下は釣れませんでしたが、25cm以下が釣れた場合は保護の為、リリースすることを心がけております。釣れた魚は毒棘を処理した後。氷詰めしたクーラーボックスに入れて持ち帰りました。料理としては三枚卸しで柵取りしたと、オニカサゴの刺し身を薄造にし、そこに湯引きした胃袋、濃厚な肝を添えて晩酌のあてにしましたが、刺し身は甘みがあり最高の料理を初釣り獲物で味わうことができました。
最後にまとめとなりますが初釣りのオニカサゴの結果は11匹とまずまずの結果でした。サイズは40cmが最大でしたが、所々アタリの無い時間帯がありながらも、試行錯誤しながら釣りを楽しむことができ幸先の良いスタートを着ることが出来ました。150mの深海釣りなので仕掛けの投入回収には少し時間を要しました。なのでエサの投入中のハズレや仕掛けの絡みには少し神経を使う釣りとなったのも事実です。エサは2種類準備しましたが、アタリエサは船宿支給のカツオのハラモが殆どでした。サンマの切り身は解凍後に塩でしめたのですが、身持ちが悪く、鈎ハズレが多くなってしまい、結果としてカツオのハラモを継続的に使用しました。深海でアタリが取りにくい釣りですが、あの刺し身を頂けるのであれば、また、釣行したいと思います。